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列車案内
 ドイツ鉄道の5つある高速列車ICEシリーズの一つでICEの第三世代。5両編成のICE-T5と7両編成のICE-T7と4両編成のICE-TDの3種類。先頭車及び最後尾に連結機能があります。さらに興味深いのが28号車(or38号車)の内装。木目調でコンパートメント座席などデザイン性の高い車両になっております。VIPシートと呼んでいる運転席のすぐ後ろのパノラマ座席も28号車に1等6席、21号車に2等8席設置されています。ICE-T5とICE-T7の大きな違いとしてはICE-T7には食堂車が連結されています。時速230キロメートル。ICE-TDは製造当初、ディーゼル車としてミュンヘン--チューリッヒ間に導入されましたが、その後、シャフトに不具合が生じてしばらくの間表舞台から姿を消しておりました。現在は、ハンブルグとデンマーク間で運行を開始されました。

 車両編成は1等車両と2等車両と食堂車。1等のオープンサロンタイプは通路挟んで2席+1席。2等のオープンサロンタイプは通路挟んで2席+2席。1等車両にはコンパートメントタイプ(六人用と四人用)もあります。

 1等車両はデザイン性に優れており広々とした座席で足元の空間も十分な広さを確保しております。スタッフは常にホスト役として注意して気を配り気持ちいい旅をお手伝いします。挨拶から始まり、荷物の上げ下げの援助、清掃、新聞やチョコレートなどのサービスをスタッフが致します。ビストロ車両からの軽食のデリバリーもスタッフが行ってくれます。
 更に1等乗車券所有者(1等鉄道パスは不可)はドイツ国内14駅にあるDBラウンジを使用できます。1等鉄道パス所有者は10ユーロ支払いえばDBラウンジを利用することは可能です。列車の出発までソファやアームチェアのあるDBラウンジを使用することができます。パソコンや新聞・雑誌やテレビも設置されおり、飲み物も無料で利用できます。特にベルリン中央駅・ハンブルグ中央駅・ミュンヘン中央駅においてはアルコールや軽食も無料で利用できます。また、FAX(送信EUR0.5、受信EUR0.7)・コピー(白黒コピーEUR0.7、カラーコピーEUR1.0)を有料で利用できます。
 2等車両は特別座席が設置されています。車椅子専用座席や小さなお子様とでも安心して旅ができるファミリーコンパートメント。ビストロ車両からの座席へのデリバリーサービスはありませんが、2等座席の乗客でも食堂車やビストロ座席の利用は可能です。
 座席の幅は2等でもゆったりとしているので他の国の高速列車と比較すると2等でも快適な旅ができます。

予約テクニック
1等車両
【展望座席】
 運転席のすぐ後ろにある展望席(VIP座席)。ヨーロッパには行き止まり式の駅があるので、先頭車両或いは最後尾車両のどちらかに位置します。運転手と同じ視点で旅を楽しめます。先頭或いは最後尾の一方が1等VIP座席、もう一方が2等VIP座席になります。

 ただ、ICE‐T機材は編成の連結機能があるのでもう一編成が増結された場合、編成と編成の繋ぎ目になるリスクがあります。連結部分になっても左右の窓で車窓は楽しめます。

 座席予約する時は必ず
“VIP座席”と希望するとこの座席を確保できます。
【2名利用の場合】
 テーブル付一人掛け座席の向え合わせがお勧め。一両に2か所だけこの座席が設置されています。
 ICE機材は進行方向が未発表なので、もし隣同士座席にしてしまうと、列車の進む方向によっては2名とも後ろ向きになる可能性がありす。その点、このテーブル付一人掛け座席はどちらか1名は必ず進行方向に向きます。

 座席予約する時は必ず
“テーブル付一人掛け座席の向え合わせ”を第一希望にしましょう。
 もしテーブル付一人掛け座席が満席だった場合、隣同士の座席をお勧めします。たた、注意点として景色の妨げとなる柱の位置にならないように必ず予約すること。せっかく遠くヨーロッパまで来て列車の旅を楽しむのに車窓からの美しいヨーロッパの景色が見れなければ悲しすぎます。進行方向が後ろ向きになるリスクはありますが、二人だけの空間が確保されます。

 座席予約する時は必ず
窓の位置を確約してもらえるところで予約すること。座席位置を確約できないところで予約してしまうと2名なのに一人掛け座席で前後になったり、景色の妨げとなる柱の位置を予約される覚悟が必要になりますのでお勧めしません。。
【1名利用の場合】
 一人掛け座席があります。たた、注意点として景色の妨げとなる柱の位置にならないように必ず予約すること。せっかく遠くヨーロッパまで来て列車の旅を楽しむのに車窓からの美しいヨーロッパの景色が見れなければ悲しすぎます。

 座席予約する時は必ず
窓の位置を確約してもらえるところで予約すること。座席位置を確約できないところで予約してしまうと景色の妨げとなる柱の位置を予約される覚悟が必要になりますのでお勧めしません。
【3名利用の場合】
 テーブル付三人掛け座席が1か所だけ設置されています。ICEシリーズでも珍しい座席。通常、3名の場合、テーブル付四人掛け座席の窓側2席+通路側1席の組合せなどで対応しなければならないところ、ICE-Tシリーズにはこの3名座席が設置されております。

 座席予約する時は必ず“テーブル付三人掛け座席”を第一希望にしましょう。座席位置を確約できないところで予約してしまうと四人でおしゃべりできない席や景色の妨げとなる柱の位置を予約される覚悟が必要になりますのでお勧めしません。
【4名利用の場合】
 テーブル付四人掛け座席がお勧め。一両に2か所だけこの座席が設置されています。
 ICE機材は進行方向が未発表なので、もし隣同士座席にしてしまうと、列車の進む方向によっては4名とも後ろ向きになる可能性がありす。その点、このテーブル付四人掛け座席はどちらか2名は必ず進行方向に向きます。なんてたって、四人全員で顔を見ておしゃべりしながら鉄道の旅を楽しめます。

 座席予約する時は必ず
“テーブル付四人掛け座席”を第一希望にしましょう。座席位置を確約できないところで予約してしまうと四人でおしゃべりできない席や景色の妨げとなる柱の位置を予約される覚悟が必要になりますのでお勧めしません。
 四人用個室(コンパートメント)が2か所だけ設置されています。
 個室なのでオープンサロンタイプよりもプライベート感があります。四人全員で顔を見ておしゃべりしながら鉄道の旅を楽しめます。

 座席予約する時は必ず
“四人用コンパートメント”を第一希望にしましょう。座席位置を確約できないところで予約してしまうと四人でおしゃべりできない席や景色の妨げとなる柱の位置を予約される覚悟が必要になりますのでお勧めしません。
【6名利用の場合】
 テーブル付四人掛け座席4名と通路挟んでテーブル付一人掛け座席の向え合わせの2名の合計6名で予約することをお勧めします。2か所だけこの座席があります。
2等座席
【展望座席】
 運転席のすぐ後ろにある展望席(VIP座席)。ヨーロッパには行き止まり式の駅があるので、先頭車両或いは最後尾車両のどちらかに位置します。運転手と同じ視点で旅を楽しめます。先頭或いは最後尾の一方が1等VIP座席、もう一方が2等VIP座席になります。

 ただ、ICE‐T機材は編成の連結機能があるのでもう一編成が増結された場合、編成と編成の繋ぎ目になるリスクがあります。ただ、左右にも窓がありますので2列目を避けて予約すれば万が一、連結部分になっても左右の窓で車窓は楽しめます。

 座席予約する時は必ず
“VIP座席”と希望するとこの座席を確保できます。
【2名利用の場合】
 景色の妨げとなる柱の位置にならない隣同士座席をお勧めします。またICE‐T機材は車両中央部に設置している荷物置き場近くであれば更にお勧め。せっかく遠くヨーロッパまで来て列車の旅を楽しむのに車窓からの美しいヨーロッパの景色が見れなければ悲しすぎます。

 座席予約する時は必ず
“景色の妨げとなる柱の位置にならない座席”を第一希望にしましょう。座席位置を確約できないところで予約してしまうと景色の妨げとなる柱の位置を予約される覚悟が必要になりますのでお勧めしません。。
【3名利用の場合】
 テーブル付三人掛け座席が1か所だけ設置されています。ICEシリーズでも珍しい座席。通常、3名の場合、テーブル付四人掛け座席の窓側2席+通路側1席の組合せなどで対応しなければならないところ、ICE-Tシリーズにはこの3名座席が設置されております。

 座席予約する時は必ず“テーブル付三人掛け座席”を第一希望にしましょう。座席位置を確約できないところで予約してしまうと四人でおしゃべりできない席や景色の妨げとなる柱の位置を予約される覚悟が必要になりますのでお勧めしません。
【4名利用の場合】
 テーブル付四人掛け座席の向え合わせがお勧め。ICE機材は進行方向が未発表なので、もし隣同士座席にしてしまうと、列車の進む方向によっては4名とも後ろ向きになる可能性がありす。その点、このテーブル付四人掛け座席はどちらか2名は必ず進行方向に向きます。なんてたって、四人全員で顔を見ておしゃべりしながら鉄道の旅を楽しめます。また荷物置き場近くであると更にお勧めです。

 座席予約する時は必ず
“テーブル付四人掛け座席”を第一希望にしましょう。座席位置を確約できないところで予約してしまうと四人でおしゃべりできない席や景色の妨げとなる柱の位置の座席を予約される覚悟が必要になりますのでお勧めしません。
【幼児と一緒の場合】
 ファミリー座席は小さなお子様が騒いで周りの方に迷惑をかけるのではないかという親のストレスがありません。私も子供が生まれるまでそれほど注目していない座席でしたが、子供が生まれても鉄道の旅を楽しむためには嬉しい座席です。JRにもこのような座席をたくさん導入してほしいものです。
路線図
座席表
【ICE-T7 旧デザイン】
2等車両
2等車両
2等車両
2等車両
食堂車
2等車両
1等車両
【ICE-T7 新デザイン】
2等車両
2等車両
2等車両
2等車両
食堂車
2等車両1等車両
1等車両
【ICE-T5】
2等車両
2等車両
2等車両
2等車両
1等車両
【ICE-TD】
2等車両
2等車両
2等車両
1等車両
チケット購入
システムが自動手配するオンライン予約会社はお勧めしません。
最短コースと料金は検索できますが、鉄道のプロがお勧めする魅力的な座席などの座席配列を考慮した予約ができません。

よって、このサイトのスポンサーでもある鉄道のプロが手配する “ヨーロッパ鉄道チケットセンター”をお勧めします。
S-Bahnなどの小さな駅まで購入することが可能です。
また、予備知識としてドイツには
ICE用乗車券
IC/EC用乗車券
RB/RE/IRE用乗車券
の3種類あります。
RE/RB/IRE用乗車券でEC/IC用乗車券でICEに乗車することはできません。
逆に一番高いICE用乗車券を購入するとEC/IC/RB/RE/IREの全ての機材に乗車可能です。
ICEに乗車の場合は安いからと言ってIC/EC用乗車券を購入しないように。
同じ区間の乗車券でも券面に“ICE”と表示されているか確認が必要。
更に、ICE用乗車券とEC/IC用乗車券の2種類の乗車券には、“特定便早割乗車券”という割引乗車券もあります。
通常乗車券 乗り遅れた場合、次の列車に使用可能。 (有効期限:100キロ以上は2日間、100キロ未満は当日のみ)
特定便早割乗車券 乗り遅れた場合、ごみ箱行きになります。
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