ホーム 列車 列車一覧 氷河急行
列車案内
 スイスアルプスを横断する唯一の鉄道。StMoritz発着の氷河急行は世界遺産のアルブラ峠を通ります。スイスに行くのであれば一生に一度は乗っておきたい列車。“急行”という名前はついていますがスピードが速いということではなく、かなりの高低差をゆっくりと運行し、他の各駅停車の列車と比べて、停車駅が少ないという意味での“急行”になります。

 ちなみに“氷河特急”という呼び方をする方もいらっしゃいますが、英語読みでこの列車は“GlacierExpress”です。
翻訳すると
Glacier=氷河
Express=急行
Limited express=特急
ですので、本来は氷河特急という呼び方は正しくはありません。

 Zermatt⇔Disentis間経営のマッターホルン・ゴッタルド鉄道とDisentis⇔Chur/StMoritz間経営のレーティッシュ鉄道の 
2つの会社が共同運行しております。会社は違えども実際はDisentisでの乗り換えはありません。

 起伏に富んだ険しい絶景はレーティッシュ鉄道経営区間に多く見られ、パンフレットなどによく紹介されているランドバッサー橋もレーティッシュ鉄道の経営区間に存在します。
 マッターホルン・ゴッタルド鉄道経営区間は、牧歌的なのどかな風景が車窓を流れのんびりとした鉄道の旅が楽しめます。Zermattへ向かう氷河急行だと、終点Zermattに到着する数分前に天気がよければマッターホルンが突然車窓に出現して感動する瞬間を楽しめます。

【運行路線】
Zeramatt - Chur - StMoritz
1等パノラマ座席
 通路挟んで1席+2席の配列。全車両テーブル付き向え合わせ座席になっています。天井近くまで窓が設置してあり、アルプスの景色が奇麗に見えるようになってます。
 2等のスイスパス所有者でも差額乗車券を事前購入すると1等座席に乗車が可能になります。ただ、車内精算は罰金扱いになるので注意。

食堂車が連結されていませんが、座席での食事サービスが受けられます。日替わりランチが30CHF、コースランチが43CHF。当日は売り切れも考えられるので、予め事前に日本から予約することも可能。

2等パノラマ座席
 通路挟んで2席+2席の配列。1等と同じく全車両テーブル付き向え合わせ座席になっており、天井近くまで窓が設置しています。昔、1等パノラマ車両として使用されていた機材で、1等車両に新車が導入されたのを機会に2等パノラマ車両としてリニューアルされて運行しています。

食堂車が連結されていませんが、座席での食事サービスが受けられます。日替わりランチが30CHF、コースランチが43CHF。当日は売り切れも考えられるので、予め事前に日本から予約することも可能。

座席での食事サービス
 全部の氷河急行でサービスを受けることが可能。メニューは2種類のみで日替わりランチ(30CHF)とコースランチ(43CHF)。

 ただ、当日は売り切れる可能性もあるので、できれば
予め日本から予約をしておくことをお勧めします。


時刻表
2014年5月10日〜2014月10月26日
(2014年10月27日〜2014年12月14日は運休)
※901:2014年05月31日〜2014年09月21日のみ運行
※905:2014年05月10日〜2014年10月12日のみ運行
※907:2014年05月31日〜2014年09月21日のみ運行
※907:2等パノラマ座席のみ
※900:2014年05月10日〜2014年10月12日のみ運行
※904:2014年05月31日〜2014年09月21日のみ運行
※906:2014年05月31日〜2014年09月21日のみ運行
※906:2等パノラマ座席のみ
予約テクニック
1等車両
【2名利用の場合】
●ポイント
 テーブル付一人掛け座席の向かい合わせを確保すること。氷河急行は長時間の乗車しているので、他人と一緒の席よりも二人用の席をお勧めします。もし、テーブル付一人掛け座席の向かい合わせが満席の場合、時間をずらして座席配列優先で確保することをお勧めします。

●注意
 座席配列を事前指定できない会社に申し込むと、他人に囲まれた席になる可能性があるので要注意。特に夏季(5月〜9月)は混雑が予想されるので、座席配列を確約してくれない会社での申し込みは、席がバラバラになる可能性があります。
【1名利用の場合】
●ポイント
 テーブル付一人掛け座席の向かい合わせを確保すること。向かいに他人が座る可能性はありますが、四人掛け座席で他人に囲まれるよりはいいです。氷河急行は途中、スイッチバックして進行方向が変わります。よって、何回か進行方向になったり、逆向きになったりします。

●注意
 座席配列を事前指定できない会社に申し込むと、他人に囲まれた席になる可能性があるので要注意。
【4名利用の場合】
●ポイント
 テーブル付四人掛け座席を確保すること。。氷河急行は長時間の乗車しているので、他人と一緒の席よりも四人用の席をお勧めします。もし、テーブル付四人掛け座席が満席の場合、時間をずらして座席配列優先で確保することをお勧めします。

●注意
 座席配列を事前指定できない会社に申し込むと、他人に囲まれた席になる可能性があるので要注意。特に窓側から席がなくなっていく傾向があるので、座席配列を確約してくれない会社での申し込みは、全員通路側で確保される危険性が高くなります。
【6名利用の場合】
●ポイント
 テーブル付四人掛け座席+テーブル付一人掛け座席の向かい合わせの組み合わせで確保すること。もし、この組み合わせが満席の場合、時間をずらして座席配列優先で確保することをお勧めします。

●注意
 座席配列を事前指定できない会社に申し込むと、他人に囲まれた席になる可能性があるので要注意。特に窓側から席がなくなっていく傾向があるので、座席配列を確約してくれない会社での申し込みは、全員通路側で確保される危険性が高くなります。
2等座席
【2名利用の場合】
●ポイント
 テーブル付四人掛け座席の窓側2席を確保すること。隣に他人が来る可能性がありますが、通路側よりは窓側をお勧めします。ただ、長時間乗車しますのでトイレが違い方は通路側も選択肢の一つです。1等車両にテーブル付一人掛け座席の向かい合わがあるので、ご資金的に問題なければ1等座席をお勧め。

●注意
 座席配列を事前指定できない会社に申し込むと、座席がバラバラになる可能性があるので要注意。
【1名利用の場合】
●ポイント
 2等車両に1名で乗車する場合は、必ず他人に囲まれてしまいます。せめて窓側を確保することをお勧めします。ただ、ご資金的に問題なければ1等座席の一人掛け座席をお勧めします。

●注意
 座席配列を事前指定できない会社に申し込むと、通路側になる可能性があるので要注意。
【4名利用の場合】
●ポイント
 テーブル付四人掛け座席を確保すること。。氷河急行は長時間の乗車しているので、他人と一緒の席よりも四人用の席をお勧めします。もし、テーブル付四人掛け座席が満席の場合、時間をずらして座席配列優先で確保することをお勧めします。

●注意
 座席配列を事前指定できない会社に申し込むと、他人に囲まれた席になる可能性があるので要注意。特に窓側から席がなくなっていく傾向があるので、座席配列を確約してくれない会社での申し込みは、全員通路側で確保される危険性が高くなります。
路線図
座席表
【氷河急行の座席表】
1等車両
1等車両
食事サービス準備車両
2等車両
チケット購入
システムが自動手配するオンライン予約会社はお勧めしません。
最短コースと料金は検索できますが、鉄道のプロがお勧めする魅力的な座席などの座席配列を考慮した予約ができません。

よって、このサイトのスポンサーでもある鉄道のプロが手配する “ヨーロッパ鉄道チケットセンター”をお勧めします。
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